新規参入が難しいとされる眼鏡業界の中で、2009年の創業からわずか10年でトップブランドとなったayame(アヤメ)。創業者であり、デザイナーの今泉悠(いまいずみゆう)氏はなんと美容業界から転身した異色の経歴です。
ファッションと上手く融合したアヤメの眼鏡は、「時代性」と「普遍性」を併せ持ったデザインとなっており、瞬く間に多くのファッショニスタの支持を獲得しました。今では多くのファッション雑誌で取り上げられ、芸能人の愛用者も多くいるという確固たる地位を獲得しています。
今回はそんな話題となっている次世代の眼鏡ブランド「ayame(アヤメ)」について、オススメポイントを5つに絞って紹介していきます。
ayameとは…
「温故知新」をブランドコンセプトに掲げ、永く愛される上質な眼鏡・サングラスの創造を目指す、突出したセンスと日本の技術が融合した新たなドメスティックブランド「ayame(アヤメ)」。2009年に創業し、ブランド名は神秘や高貴の象徴である紫色の菖蒲 (あやめ)からとられています。
オススメしたい5つの理由
1.品質
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アヤメの眼鏡は全て眼鏡の産地である「福井・鯖江」で作られています。メイドインジャパンと記されていても品質の低い眼鏡も中にはありますが、アヤメの眼鏡は価格に相応した良い造りになっています。
中には30,000円以上する眼鏡でも、すぐに変型してしまうような安価なアセテート生地を使用していたり、チタンの強度やしなやかさが十分でない眼鏡ブランドもありますが、アヤメの眼鏡で使われている「アセテート」というプラスチック素材は、変型の少ない良質なアセテート生地を使っていますし、「チタン」パーツのディテールを詳しく見ても強度とデザインの美しさを両立した設計となっていて、眼鏡通を唸らせるようなディテールです。
2.価格
アヤメの定番モデル「NEWOLD(ニューオールド)」
価格30,000円(税抜)
人気のコンビネーション「GENERAL(ジェネラル)」
価格35,000円(税抜)
アヤメのフレーム価格は30,000〜40,000円(税抜)となっています。これは日本製の眼鏡では相場の価格です。ちなみに海外のインポートブランドであれば45,000円ぐらいが相場となってくるため、国内のドメスティックブランドはそれと比べても価格と品質のバランスが取れていると私は思います。
レンズ価格はアヤメを取り扱っている各ショップで違うため、度付きレンズを含めたトータル金額は35,000〜60,000円が目安となってきます。
3.デザイン
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アヤメの真骨頂とされるのがファッションと融合した「デザイン」です。人気を不動のモノにしたモデルNEWOLDは日本ブランドでは珍しいサイズ違いでの展開や、カシメ飾りをシーズンによって変えるなど、アヤメはこれまでの日本の眼鏡ブランドの常識を変えてきました。
また、人気メタルフレームのMANREY(マンレイ)のデザインでは、究極にシンプルでありながらアヤメとわかる特徴的なブリッジのデザインを生み出しました。
また、近年のアヤメに見られる特徴として美しい「彫金」が挙げられます。上に挙げたGENERAL(ジェネラル)やBARHEIM(バルハイム)に見られるヨロイパーツの彫金、立体感は繊細さと力強さが感じられ、美しい造型となっています。
多くのブランドが似たようなデザインを展開していますが、アヤメの眼鏡はデザインの主張のバランスが非常に良いのが特徴です。過剰でも過少でもない絶妙なバランス感覚。そして、この細かいディテールへのこだわりがトップブランドへ駆け上がった要因だと私は思います。
4.掛け心地
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アヤメは良質なアセテート、チタンを主に使用していることから非常に掛け心地に優れています。特にGENERALなどに見られるメタルのヨロイパーツが採用されているモデルは細かな横幅の調整や、鼻パッドの調整も可能であるため、どのようなお顔、度数でもフィットする掛け心地を実現しています。
しかし、セルフレームの定番NEWOLDやSPIKE(スパイク)は鼻パッドが一体となっていること、フロントとテンプルの構造から度数が強い方や、鼻筋に自信のない方にはオススメ出来ません。良い掛け心地とするには、いくつかのカスタマイズが必要となると思います。
5.アフターサービス
眼鏡は毎日使用することも多いため、ネジの緩みや掛け心地の不具合などは必ず出てきます。眼鏡は時計や車などと似ていて、キチンと整備されていなければ「見え方」や「疲れ」に繋がります。時間がズレる時計や、燃費の悪い車のようなモノです。良い眼鏡を購入したら半年に一度は購入店舗でメンテナンスすることをオススメします。知らないうちにフィットしなくなっていたことに気づくはずです。
アヤメの眼鏡は厳選された眼鏡店、またユナイテッドアローズやアーバンリサーチなどのアパレルショップで主に販売されています。もし、アパレル店舗で購入した場合はアヤメを取り扱っている眼鏡店に相談してみましょう。きっと快く応じてくれるはずです。
アヤメの取り扱い店舗はDealers — ayame i wear designとなっています。
そして、万が一の「破損」の場合。アヤメの眼鏡は全て国内で製造されていることから修理などのアフターケアも充実しています。また、ほとんどのモデルが定番モデルとなっているため万が一の場合もパーツ交換などの修理に対応しています。こちらも諦めずに取り扱い店舗に相談してみると、高い確率で復元されるはずです。
■まとめ
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以上、この5つが私がayame(アヤメ)をオススメする理由です。特に「デザイン」についての評価が高く、ついついお気に入りのファッションと合わせたくなるモノばかりです。
また、多くの眼鏡のブランドがありますが、意外にもアヤメのようにブランドネームが「花」となっているブランドはほとんどありません。私はこの「アヤメ」という響きの良いブランドネームにも人気の秘密があるのではないかと思ったりもします。