国産眼鏡の産地で有名な『福井県鯖江市』。国産眼鏡の約95%がここ鯖江で造られています。
眼鏡愛用者であれば一度は所有したい『鯖江の眼鏡』。一見シンプルに映りますが世界に誇れる日本技術が詰め込まれており、まさに究極の工芸品だと思います。
『福井・鯖江』というのが今では一つのブランドのようになっていますが、実は有名なブランドから無名なブランドまで数多くのブランドが存在します。
今回はそんな憧れの『鯖江の眼鏡』のオススメブランドを7つに絞りご紹介したいと思います。眼鏡の新調を考えていらっしゃる方は是非参考にして下さいね。
- 金子眼鏡(カネコガンキョウ)
- EYEVAN(アイヴァン)
- BJ CLASSIC(ビージェイクラシック)
- ayame (アヤメ)
- YUICHI TOYAMA(ユウイチトヤマ)
- YELLOWS PULS(イエローズプラス)
- guepard(ギュパール)
- 鯖江の眼鏡ブランドまとめ
金子眼鏡(カネコガンキョウ)
全国に約60店舗の直営店を構える『金子眼鏡』。鯖江の中でも唯一製造から小売までを一貫して行うSPA型の体制を取っているメーカーで、品質とアフターケアの充実が素晴らしいです。
職人によるハンドメイドフレームから、最新技術で仕上げるチタンを使用したフレームなど、デザインの種類も豊富です。
『不易流行』をコンセプトに掲げ、生み出される眼鏡はどれもシンプルで飽きがこないモノばかり。良いモノを永く愛用したいという方にはピッタリの鯖江の代表的なブランドです。
EYEVAN(アイヴァン)
綾野剛や菅田将暉など芸能人愛用者も多いブランド『EYEVAN』。一時はロサンゼルス発のオリバーピープルズの製造を担っていたこともあり、正に世界から認められた製造技術を持つブランドです。
代表モデルの『E-0505』は、クラシカルなディテールの中に繊細さが宿るいつの時代も色褪せないデザインです。
どの角度から見ても美しく見える細部のこだわりから鯖江の技術力の高さが窺い知れます。
BJ CLASSIC(ビージェイクラシック)
出典元:BJ CLASSICLOOKBOOK #08 | BJ CLASSIC COLLECTION by BROS JAPAN CO.,LTD.
アメリカ最古のフレームメーカーである『アメリカンオプティカル(AO)』の総代理店として創業したBROS JAPAN(ブロスジャパン )が手掛ける『BJ CLASSIC』。
AOの眼鏡に見られる『白頭鷲』を模したカシメ飾りや、敢えて段差を付けた合口などアメリカンヴィンテージの知り尽くしたBJ CLASSICならではのデザインが大きな特徴です。
社長の浜田謙氏が掲げる「自分たちが信じるモノだけを」というコンセプトで生み出されるBJ CLASSICの眼鏡は、日本人の骨格に合うように緻密に設計されたデザインとなっており多くの眼鏡ユーザーに支持されています。
ayame (アヤメ)
出典元:ayameCP — ayame i wear design
『温故知新』をブランドコンセプトに掲げ、永く愛される上質な眼鏡・サングラスの創造を目指す、突出したセンスと日本の技術が融合したブランド『ayame』。
ファッションと融合したayameの眼鏡は、『時代性』と『普遍性』を併せ持ったデザインとなっており、瞬く間に多くのファッショニスタの支持を獲得しました。芸能人愛用者も多く、数多くのファッション雑誌で取り上げられるほどの確固たる地位を築いています。
スパイク、マンレイ、シッポウなどモデル名にも特徴があり、どのモデルも男女問わず人気のあるブランドです。
YUICHI TOYAMA(ユウイチトヤマ)
出典元:YUICHITOYAMAYUICHI TOYAMA
『YUICHI TOYAMA』は2007年からスタートした『USH(アッシュ)』をリブランディングし、2017年にデザイナー自身の名前を冠した『YUICHI TOYAMA』として再スタートを切ったブランドです。ファーストコレクションから完成されたデザインを発表し、全国の眼鏡セレクトショップから人気に火がつき注目されています。
シンプルなデザインの中にも、ブランドの『らしさ』が散りばめられた独自のデザインが国内外で高い評価を得ています。特徴は『クラシック』+『モード』という他のブランドには見られない独自のデザインセンスです。
特にブリッジ部分が二本のラインでデザインされた『ダブルダッチ』シリーズはブランドを象徴するデザインの特徴です。ブリッジラインが二本となることでフロント部分の『剛性』を高めており、『構造』と『デザイン』が融合されたまさに『構造美』といえる完成された眼鏡となっています。
YELLOWS PULS(イエローズプラス)
出典元:YELLOWSPULSYELLOWS PLUS | Japan made glasses
イエローズプラスは2001年に山岸稔明氏が創業した日本のブランドです。『上質な様式美』をブランドコンセプトに掲げ、シンプルで美しい眼鏡が特徴になります。顔の目立つところに装着するアイウェアだからこそ1mm、1度の精度にこだわり仕上げたイエローズプラスの眼鏡は日本に留まらず世界から高い評価を得ています。
ブランドコンセプトからわかるように、YELLOWS PLUSの眼鏡はクラシカルなデザインでシンプルなものが多くあります。現在ではフランスの展示会『silmo(シルモ)』でも行列が出来るほどの人気となっており、ジャパニーズクラシックとして確固たる地位を確立しております。
数多くの人気ブランドが似たようなデザインを発表する中でも、YELLOWS PLUSのデザインの立ち位置は他とは『半歩』ズラしたような独自のデザインを発表し、そのセンスと無駄のない構造美が素晴らしいと思います。
guepard(ギュパール)
出典元:guepardhttps://guepard.jp/2020ss-limited-edition/
『guepard』は『フレンチヴィンテージ』という新しい風を業界に吹き込んだブランドです。モダナイズする箇所がサイズくらいしかないフレンチヴィンテージの高いデザイン性や本質を理解し、敬意を表現したコレクションとなっています。
ヴィンテージフレームの価格が高騰する中、『guepard』の眼鏡は比較的手が届き易いアセテートを使い、ヴィンテージへのファーストステップに最適な価格とデザインとされています。
フレームデザインや、タグ、油紙、レンズの設計は当時のフレンチヴィンテージのバックグラウンドを知らないと表現出来ない要素であり、実際にヴィンテージを所有している人たちを唸らせる仕様となっています。また、これらのコレクションは福井・鯖江の職人によるハンドメイドで生産されており、品質も高く注目度の高いブランドです。
鯖江の眼鏡ブランドまとめ
今回は鯖江の数ある眼鏡ブランドの中でも特にオススメしたい7つのブランドをご紹介しました。知っているブランドや気になるブランドはありましたか?
価格はどのブランドも『3〜5万円代』が相場となっており高級眼鏡であることは間違いありません。レンズも合わせるとさらに高額になることを考えると失敗はしたくありませんよね!
今回ご紹介した眼鏡ブランドは歴史や品質、アフターケアまで充実しているブランドであるため心からオススメ出来る眼鏡となっています。是非是非あなたの新しい眼鏡の参考にして下さいませ♫