2009年の創業からわずか10年でトップブランドとなったayame(アヤメ)。上手くファッションと融合したアヤメの眼鏡は、「時代性」と「普遍性」を併せ持ったデザインとなっており、瞬く間に多くのファッショニスタの支持を獲得しました。芸能人愛用者も多く、数多くのファッション雑誌で取り上げられるほどの確固たる地位を築いています。
他の人気眼鏡ブランドとアヤメの大きく違う点が「ブランド支持層」です。999.9やモスコットを筆頭に眼鏡というアイテムは、男性から人気に火がつき女性にも支持層を拡げていくというのが一般的ですが、アヤメは女性から人気に火がつき男性へと拡がったという珍しいブランドです。ブランド支持層も男女5:5の割合です。これには創業者兼デザイナーの今泉悠(いまいずみゆう)氏の業界の常識に囚われないプロモーション力が要因なのではないでしょうか。
今回はそんな話題となっている次世代の眼鏡ブランド「ayame(アヤメ)」の人気モデルを徹底解説していきます。
■ayameとは…
「温故知新」をブランドコンセプトに掲げ、永く愛される上質な眼鏡・サングラスの創造を目指す、突出したセンスと日本の技術が融合した新たなドメスティックブランド「ayame(アヤメ)」。2009年に創業し、ブランド名は神秘や高貴の象徴である紫色の菖蒲 (あやめ)からとられています。
■人気モデルまとめ
GENERAL(ジェネラル)
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価格38,500円(税込)
ayame(アヤメ)の一番人気モデルです。トレンドを抑えたセルとメタルのコンビネーションタイプはビジネスシーンでも使える優れモノ。ボストンシェイプのデザインはクラシカルで柔らかな印象を演出してくれます。
ボリュームのあるテンプルデザインですが、繊細な彫金加工と、結合部の丁寧な仕事は流石の一言。耐久性にも優れた構造となっており、非常に完成度の高い眼鏡です。
カラーは定番のブラックも良いですが、人と差をつけたいのであればビールが個人的にはオススメです。メタルパーツがアンティークゴールドでとても深みのある仕上がりですよ。
NEWOLD(ニューオールド)
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価格33,000円(税込)
ayame(アヤメ) の人気を決定づけた定番のメガネフレーム。ボストンとウェリントンの中間のデザインで「ボスリントン」という言葉も生まれました。フロントに埋め込まれた「ダイヤ鋲」がヴィンテージな雰囲気を演出します。
またNEWOLDの面白い点が、全く同じレンズシェイプでフロントデザインを変えた「NEWOLDⅡ」が存在するということ。丸みのあるNEWOLDと、角を立たせたNEWOLDⅡは眼鏡選びの面白さを感じさせてくれます。
SPIKE(スパイク)
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価格36,300円(税込)
クラウンパントと呼ばれるデザイン。フロント上部がやや直線的にデザインされていることで、ボストン型の特徴である「柔らかな印象」の中に「シャープな印象」も自然に追加される珍しいデザインです。
フロントからテンプルに繋がる部分は「飾り丁番」と呼ばれるクラシックな技法が採用されており、カジュアルになり過ぎない洗練されたデザインです。男女共に人気の高いモデルとなっています。
MANRAY(マンレイ)
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価格44,000円(税込)
2015年に発表されたayameの定番メタルフレームです。モデル名にもなっている「マンレイ」は、実は「マンレイ山」という鼻パッドとブリッジパーツが一体となっている設計のことです。一般的には強度を高めるためにマンレイ山にすることが多い中、ayameはこの設計を上手くデザインにしてしまうところが魅力です。
無駄な装飾はなくシンプルに作り込まれたデザインは、常にワードローブに置いておきたい一本です。
SIPPOU(シッポウ)
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2016年に発表されたメタルフレーム。こちらもモデル名である「シッポウ」はフロントに色付けする「七宝仕上げ」から来ており大胆な名称。
通常のメッキでは全体が均一な色となりますが、「七宝」を施すことで表情にアクセントが生まれます。写真はラグジュアリーな印象のブラック×ゴールドですが、ベッコウ×シルバーなど他のカラーでは大きく印象が異なります。何色にするかとても悩ましいモデルです。
BEANIE(ビーニー)
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価格49,500円(税込)
2018年に発表された「サーモント型」のデザイン。一般的に男臭くなりがちなデザインですが、BEANIEはフロント上部の「ブロー」と言われるプラスチックを細くデザインすることで男臭さを排除しています。少々難易度が高いデザインですが、これほど洗練された「サーモント型」は珍しく是非挑戦してほしい一本です。