福井県鯖江市に拠点を置く眼鏡メーカー『BOSTON CLUB(ボストンクラブ』のハウスブランドとして誕生した『JAPONISM(ジャポニスム)』。JAPONISMは世界で最も優れた鯖江のチタンの加工技術で仕上げる立体感のある眼鏡が特徴で抜群の掛け心地、機能美が素晴らしいブランドです。
2000年代に訪れた眼鏡ブームではシャープなデザインと革新的な技術力で一気に日本を代表する人気ブランドとなり、新作発表時には数多くの雑誌でも取り上げられました。しかし、その後は本格的なクラシックブームの到来により、モダンなデザインのJAPONISMは近年あまり評判を耳にしなくなりました。
今回はクラシックブームの中でもシャープなデザイン性を失わない『JAPONISM』の評判と人気モデルを解説していきたいと思います。クラシックなデザインが苦手な男性の方には是非知っていただきたいブランドとなっています。
『JAPONISM』のコンセプト
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『日本的モダン』
1984年、BOSTON CLUB創立時からめがねフレームのデザイン企画会社として、アパレルメーカーや眼鏡商社のOEMを数多く手掛けて参りました。その経験を礎に、鯖江にある世界水準の生産技術を取り入れた日本産めがねとして、1996年IOFTにてハウスブランド“ジャポニスム JAPONISM"を発表しました。シンプルでありながら、存在感のあるフレームに、デザインだけでは終わらない機能性と実用性を加え、さらに遊び心をもエッセンスに取り入れた「機能が自然な形状に内包されたフレーム」が“ジャポニスムJAPONISM" です。
※ JAPONISM:19 世紀末、日本美術が西洋美術、欧米ファッションなどに影響を与えたムーブメント“ ジャポニスム" に由来します。
コンセプトにある『日本的モダン』という言葉がとても印象的です。この言葉通りジャポニスムが送り出す眼鏡は世界的に見ても独自のセンスが感じられるモノばかりです。
999.9(フォーナインズ)のように無駄のないシンプルなデザインこそが『構造美』だとする眼鏡ブランドが多い中で、ジャポニスムの三次元で設計されたモダンで美しいデザインは世界最高峰の鯖江の加工技術が成せる業です。
ブランドライン
ジャポニスムには6つのブランドラインが存在し、それぞれ使用する素材や製法、デザインコンセプトに違いがあります。今回は中でもジャポニスムを代表する4つのラインを紹介します。
JN(レギュラー)
ジャポニスムのスタンダードラインです。スクエア型を基調としたシャープなデザインが種類豊富に展開されているラインです。
写真の『JN-534』のように100桁の番号で表記されるラインが『レギュラー』ラインで、最近では1000番台の『ハイステージ』ラインも新たに登場しています。
『ハイステージ』ではジャポニスムが得意とする三次元の立体的な造形で、極限までこだわり尽くした特別なモデルとなっています。
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新作の『JN-1006』は着脱可能なブローパーツや、空間を使ったデザインなどなどジャポニスムの本気が伝わるスペシャルモデルです。価格も税込『107,800円』とかなりの高額となっています。
JP(プロジェクション)
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飛行機の内部構造からヒントを得たというネジを一切使用しない『ラダーヒンジ』、軽量で強靭な素材『トロガミド』をフロントパーツに使用するなど従来の発想にとらわれない日本のテクノロジーとスピリットを吹き込んだ世界に通用する眼鏡です。
特に10万回のテンプルの開閉でも緩まないというこの『ラダーヒンジ』は他のブランドにはない構造で、機能面とデザイン面どちらから見ても素晴らしい完成度となっています。
JS(センス)
2014年に新たに加わったシリーズ『センス』。ジャポニスムの掛け心地はそのままに、ミニマムクラシックの眼鏡を提案する人気のラインです。
ある意味ジャポニスムらしくないデザインではありますが、構造や造り込みは流石の一言。全国の眼鏡セレクトショップでも取り扱いが増えており、ジャポニスムの新たな可能性を感じさせてくれます。
JB(バンブー/竹)
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ジャポニスムが力を入れている『バンブー/竹』シリーズ。鯖江と京都の伝統文化が融合し生み出される眼鏡は木の温もりを感じる日本文化の素晴らしさが詰まった眼鏡となっています。
経年劣化や変色などなど眼鏡の素材としては不向きな天然素材を上手く組み込んだジャポニスムの眼鏡は正に『伝統と革新』を楽しめる奥深さがあります。
人気モデル3選
JS-133
緻密なバランスで設計したボストンシェイプのメタルフレーム。チタン板材を使用したフロントとβチタンのバネが利いたテンプル。そこにアクセントとなる飾りのついたモダンをあしらうことでオーソドックスなフォルムを一段格上げするデザインとなっています。
JN-658
立体的なフォルムと掛け心地を兼ねそなえた、細身でアグレッシブなスタイル。フロントはワタリと下リムを別パーツにすることで、テンプルが広がってもレンズが反りにくい構造です。
JN-1006
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ジャポニスムが送り出す最高品質のモデル。素材、加工、仕上げ全てにおいて鯖江のチタン加工技術がなせる技となっております。この品質の眼鏡はなかなかお目にかかれません。
『JAPONISM』の評判まとめ
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クラシックブームの到来により切れ味のあるモダンなデザインの眼鏡ブランドは苦境に立たされています。その中でもモダンデザインの先駆者である『ジャポニスム』はブランドアイデンティティを捨てることなく進化しています。
ジャポニスムで培われたフィット感の良い構造を活かした『センス』シリーズはミニマムクラシックというポジションで、全国の眼鏡店で取り扱いを拡大しており、ジャポニスムの中でも特に人気が高いシリーズとなっています。ジャポニスムが好きな方も、知らなかった方も取り入れやすいクラシックスタイルの眼鏡となっていますので、是非取り扱い店舗でお試し下さい♫
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また、『ハイステージ』シリーズも大変オススメです。今の時代にこのシャープなデザインをここまで進化させているブランドは他にはありません。『日本的モダン』をコンセプトに掲げるジャポニスムの意地を感じます。
世界中どこを探してもこのデザイン性と、掛け心地は他にはありません。今後10年は使える眼鏡、是非オススメです♫