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TOM FORD(トムフォード)の眼鏡はダサい!?プロの目から見た評判は?

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出典元:TOM FORD

ラグジュアリーブランド『GUCCI(グッチ』、『YVES SAINT LAURENT(イブサンローラン)』のクリエイティブディレクターを経て、2005年に誕生したブランド『TOM FORD』。

力強く、タフでしかもセクシーであるべき』というコンセプトで生み出されるトムフォードのアイウェアは瞬く間に世界中のセレブが愛用し、ここ日本でも一気にトップブランドへと駆け上がりました。

三浦翔平や木村拓哉、福山雅治などなど数多くの芸能人愛用者も多く、掛けるだけでリッチな雰囲気を演出してくれるブランドです。

しかし、トムフォードに関しては品質に対しての批評も多くあります。今回はそんな批判的な評判も含めてラグジュアリーブランド『TOM FORD(トムフォード)』を紐解いていきたいと思います。

 デザイン

https://a.r10.to/hyqucC

ブランドの象徴と言える『T』マークがフロントサイドにデザインされたトムフォードの眼鏡。丁寧に埋め込まれ、一切の凹凸もないように磨き込まれています。

太く大胆なラインで描かれたモデルでも、逆に細く繊細なデザインでもこの『T』マークがあることで一気にラグジュアリーな雰囲気へと変貌します。

このように誰が見ても『TOM FORD』だとわかるような目立つシンボルでも、全く安っぽく見えないのがトムフォードのアイウェアの素晴らしさだと思います。

多くのブランドがフロントサイドに『カシメ』という補強を兼ねた飾りを打ち込みますが、トムフォードのように高級感を纏ったオリジナルのデザインは他のブランドにはない特徴です。

また、トムフォードのデザインは『王道』のデザインが多い印象です。クラシックに行き過ぎない抑えたデザインとなっているため、ビジネスシーンでも合わせやすいモデルが多数あります。

王道でシンプルなデザインの中にキラリと光る『T』マーク。時代に流されない唯一無二の存在感となっています。

品質

トムフォードの眼鏡は『イタリア製』です。そして、欧米人向けに設計された通常のラインとアジア人向けに設計されたラインの2つのブランドラインが存在します。

オススメは断然後者の『アジアンフィッティング』です。鼻当てが通常よりも厚めになっていることから、確実に眼鏡が下がりにくくなっています。アジアンフィッテイングの商品は全て品番の後ろに『F』と付いていますので、購入の際は絶対にチェックしましょう。

 
 
 
 
 
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そして、素材には『アセテート』を使用しています。『アセテート』とはプラスチックフレームに使われる素材で、現代の眼鏡製造では主流となっている素材です。

アセテートは開発が進んでいることからここ10年で大きく進化しており、素材の光沢感や変形の少なさはこれまで劣るとされていた『セルロイド』素材と全く引けを取らない素材へと進化を遂げています。

しかし、トムフォードで使われているアセテートは『品質の悪い』アセテートを使用しているように私は思います。同じ価格帯の眼鏡と比較してもトムフォードのそれはランクの低い素材を使用しているように思うのです。

ここで言うランクの低い素材とは、牛肉で言うA5ランクとA1ランクの違いや、本革か合皮かといった違いです。

トムフォードの眼鏡は同価格帯の眼鏡と比較すると確実に変形しやすく、生地の縮みも早いためフロントとテンプルの合口部分のズレも目立ってきます。

また、沢山の眼鏡に触れていると手から伝わる感触で生地の良し悪しがある程度わかってくるものですが、トムフォードの眼鏡は軽くチープな素材に多い感触に感じます。良いアセテートはズシッとした中身が詰まっている感触なのです。

人気モデル3選

『TF5178-F』

https://a.r10.to/hyqucC

トムフォードの中でも特に人気が高いモデルです。太く大胆なラインで描かれたデザインですがカジュアルな印象にならず、ラグジュアリーな印象を演出します。

通常このような太めのセルフレームはカジュアルな印象になったり、野暮ったい印象になってしまうモノも多い中で、トムフォードのTF5178はドレススタイルにも合うモデルです。

『TF5466』

https://a.r10.to/hlz8GS

眼鏡のトレンドでもあるセルとメタルのコンビネーションモデル。クラシカルな印象とラグジュアリーな印象が絶妙に折り合わさったデザインとなっています。

こちらは鼻パッド部分に金属のクリングスが付いているため、ズレないように調整も可能です。

51□22というサイズは流行の兆しのミドルサイズ。お顔が小さい方はゆったりとした印象になりそうですね。

『TF5146-F』

https://a.r10.to/h6LzLY

やや吊り上がったブローラインが特徴のスクエアモデル。一時は製造中止となっており入手困難となっていましたが、この度アジアンフィッティングモデルとなって復活しております。

ビジネスシーンでは万能なスクエア型となっておりますので、トムフォード初めての一本としてはオススメです。

また、こちらのモデルは『ラミネート生地』といって表面と裏面に使われているカラーが違うため、黒ブチでも重たい印象にならず軽やかな印象となります。見る角度によって違った印象になるのはラミネート生地ならではです。

評判

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出典元:TOM FORD

トムフォードの評判は真っ二つに分かれています。デザインに惚れ込んでいる方は良い評価をし、品質で見る方は悪い評価を下しています。眼鏡の販売員の方に聞くとあまり良い評判はない印象です。

プロの方がトムフォードの眼鏡に関して赤裸々に語っている動画もありますので、こちらも紹介させていただきます。

 

まとめ

ラグジュアリー眼鏡ブランドとして成功を収めている『TOM  FORD(トムフォード)』ですが、コンセプトにあるように『力強く、セクシー』なデザイン性が一番の魅力です。

トムフォードのように一目でわかるシンボルがありながら、安っぽく見えない眼鏡ブランドは世界的に見ても数少ないと思います。

逆に品質は低評価です。ラグジュアリーブランドでありながら比較的手の届きやすい価格設定となっているため、品質については致し方ないのかもしれません。

トムフォードの購入を検討している方は『アクセサリー』のような感覚で購入することをオススメします。一つの眼鏡を永く愛用したいという気持ちであればあまりオススメ出来ないかもしれません。

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出典元:TOM FORD