出典元:MOSCOT
MOSCOT(モスコット)と言えば、ジョニーデップに始まり多くの芸能人やセレブに愛される眼鏡ブランド。昨今のクラシックブームの火付け役とも言えるアイウェアブランドです。代表モデルとして「レムトッシュ」や「ミルツェン」があり、それらは時代を超えて愛される名作となっています。
そんな世界中で人気のモスコットですが、実は創業から100年以上も歴史があるということをご存知だったでしょうか!?
MOSCOT(モスコット)の誕生
始まりは1899年、ヨーロッパから移民としてニューヨークに来た創業者ハイマン・モスコットが荷車を引きながら既製品のメガネ販売からスタート。その後、2代目であるソル・モスコットが1915年にニューヨークレヴィンストリートで眼鏡店としてMOSCOT(モスコット)を誕生させました。
ニューヨークから世界へ
モスコットの転換期は4代目ハーヴェイの参入でした。ハーヴェイはまずマンハッタンに2店舗目となる旗艦店をオープンさせ、これまでのローカルな戦略ではなくグローバルな戦略へと舵を切ります。
1940年代には「MILTZEN(ミルゼン)」
1950年代には「LEMTOSH(レムトッシュ)」
1960年代には「YUKEL(ユケル)」を発表。
これらはクラーク・ケントやバディ・ホリー、ウッディ・アレン、アンディ・ウォーホルを始めとする当時のアーティストや文化人・作家達に愛され、一躍世界的なブランドへと成長したのでした。
2000年代となってからはジョニーデップやレディーガガがモスコットの眼鏡を愛用していることから昨今のクラシックブームとなり、その人気は未だ衰えることを知りません。
最新の動向
近年では、ミラノで開催された世界最大級のメンズプレタポルテ"PITTI UOMO(ピッティ ウオモ)"のトム・ブラウンのショーでも大きく取り上げられるなど、感度の高いファッションピープルやミュージシャンなどのクリエイター達を惹きつけています。
日本での正規取扱いは2008年からで、ニック・ウースターやレディ・ガガなどが愛用したことや、[ドーバー ストリート マーケット ニューヨーク | Dover Street Market New York]で出店にともない、東京・銀座にあるドーバー ストリート マーケットでポップアップショップがオープンするなど、ファッションの世界からも認められ、世に広く知られる存在となりました。2013年からは、新たなラインである[ MOSCOT SPIRIT | モスコット スピリット ]のデリバリーが日本でも開始され新たな動向が注目されています
人気モデル
最後にモスコットの人気モデルを、素敵なInstagramと合わせてご紹介します♫
LEMTOSH(レムトッシュ)
1950年代にリリースされた不動の人気モデル。アメリカンヴィンテージを感じるデザインは時代を越えて愛され続けています。
MILTZEN(ミルツェン)
アンディ・ウォーホルやジョン・レノンに着用された名作MILTZEN。ラウンドに近い丸みのある美しいレンズシェイプが特徴です。
YUKEL(ユケル)
モスコットの代表モデルの一つ「YUKEL」。細身のサーモント型となっているため、クセがなく合わせやすいのが特徴。
ZEV(ゼヴ)
1960年代にイギリスで支給された「poor boy」という眼鏡にインスパイアされたモデル。柔らかなボストンタイプは万能です。
5. GELT(ゲルト)
ウェリントン型とボストン型を合わせたようなデザイン。アローモチーフのカシメ(飾り)がクラシカルな雰囲気を演出します。
6. GRUNYA(グルンヤ)
圧倒的な存在感のGRUNYA。3ピンカシメや太めのテンプルとヴィンテージを感じさせる個性派のデザイン。