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初めての遠近両用メガネはどこがオススメ!?眼鏡市場とJINSの価格や特徴を徹底比較!

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40歳を過ぎると眼の中の水晶体と呼ばれるレンズの硬化や、ピント調節筋の衰えにより少しずつ近くの細かい文字が見えづらくなります。いわゆる「老眼」というものです。

眼鏡の掛け外しが増えたり、対象物を遠ざけたりなど工夫して見ることもできますが、それは眼に負担が掛かっている状態で良いものではありません。

そこで、気になるのが「遠近両用レンズ」です。

遠近両用レンズとは遠方から中間、近方まで全ての距離を一枚のレンズで見ることが出来る便利なレンズですが、ネガティブな情報も多く購入を躊躇されている方も多いと思います。

今回はそんな方に向けて、初めての遠近両用眼鏡にオススメな2社「眼鏡市場」と「JINS(ジンズ)」を徹底比較していきたいと思います。

遠近両用レンズで失敗しないためのポイントも紹介していますので、是非ご参考下さいませ。

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眼鏡市場とJINSの遠近両用レンズ徹底比較

まず、一般的なイメージでは眼鏡市場は2万円前後で購入でき、40代以上をターゲット層としている印象で、逆にJINS(ジンズ)の遠近両用眼鏡は1万円前後から購入でき、フレームデザインがトレンド感の強い印象だと思います。

皆さんはどのようなイメージを持たれていますか?

しかし、実際に調べていくと当初抱いていたイメージとは異なり、思わぬ発見がありました!店頭に足を運んで両社を比較するのは面倒くさいという方は、是非参考下さい。

それでは、徹底比較していきたいと思います!

価格の違い

  眼鏡市場 JINS
価格 13,200円 11,000円
16,500円 14,300円
19,800円 18,700円
23,100円 25,300円

 まずは「価格」の比較です。比較しやすいように、JINSの価格は遠近両用レンズ込みとしております。

最安値はJINSの11,000円ですが、意外にも両社には価格差がそれほどありません

眼鏡市場でも15,000円以下で遠近両用眼鏡が作れるんですね!

私のイメージでは眼鏡市場のほうが高いというものでしたが、調べてみると両社の遠近両用眼鏡の価格差は最高で「2,200円」と僅差であることがわかりました。

性能・設計の違い

  眼鏡市場 JINS
レンズ設計 両面非球面設計 内面非球面設計

 眼鏡市場の遠近両用は「両用非球面設計」、JINSの遠近両用は「内面非球面設計」となります。

注意したいのが、遠近両用レンズはいくつかのグレードがあり見え方が大きく異なる点です。

レンズ設計 両面非球面 内面非球面 外面非球面
視野の広さ ★★★ ★★
歪み ★★★ ★★

 表のようにレンズのグレードは、一般的には外面非球面→内面非球面→両面非球面の順で見え心地が良くなります。

それを踏まえて考えると、眼鏡市場の方がレンズ設計は良いモノとなっています。

初めての遠近両用であれば、JINSよりも眼鏡市場で購入した方が見え方に慣れやすいでしょう。

追加オプションの違い

  眼鏡市場 JINS
ブルーライト +3,300円 +5,500円
カラー +3,300円 +3,300円
曇り止め +3,300円 +5,500円
調光 +3,300円 +5,500円
偏光 +3,300円 +5,500円
抗菌 +3,300円 -

追加オプションに関しては、眼鏡市場のほうがコスパが良いという結果になりました。

ほとんどの追加オプションが「+3,300円」 で、表に書ききれなかったオプションも多くありバリエーションも豊富です。

また、コロナ禍の中で注目されている「抗菌コーティング」も他社に先駆けて導入されており、人気となっているようです。

メイン客層と眼鏡デザインの違い

  眼鏡市場 JINS
メイン客層 40~60代 10~30代
デザイン ベーシック トレンド

価格やレンズの違いはわかりましたが、気に入った眼鏡のデザインを取り扱っているかというのも重要です。

表のように両社にはターゲットとしている客層に違いがあるため、フレームデザインにも大きな違いがあります。

例えば、眼鏡市場であれば40代以降がターゲットとなっていることから、JINSやZoffでは少ないスクエア型や、オーバル型のシンプルなデザインがたくさん展開されています。逆にJINSには眼鏡市場にはないトレンド感のあるデザインの種類が豊富にあるわけです。

もし、あなたがトレンドのメガネが欲しい!と決めているのであればJINSを選択し、逆に流行っているメガネではなく定番を探している!ということであれば眼鏡市場を訪ねてみるとお気に入りのメガネに出会える確率がグッと上がるでしょう。

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初めての遠近両用レンズで気を付けたいポイント

どんなに完璧なレンズでもフレーム選びを間違えば、その遠近両用レンズは見え心地の悪い眼鏡になってしまいます。

フレームを選ぶ際、似合うか似合わないかとデザインばかりに目が行きがちですが、遠近両用の場合注意していただきたいのが「角度」と「距離」です!

これが適正でなければ、その眼鏡はいつまでも慣れない、歪んだ視界となります。

  適切な角度と距離
角膜頂点距離 12mm(眼とレンズの距離)
前傾角 (眼鏡の傾斜)
そり角 (眼鏡のカーブ)

遠近両用レンズの場合、これら3点が適正な状態となっているかどうかで見え方が大きく変わります。

人によって骨格が違い、耳の位置が高かったり、鼻筋が高い方もいらっしゃいますので、不安な方は調整可能なフレームかスタッフに聞いてみましょう。

全ての要素が大事ですが、角膜頂点距離>前傾角>そり角の順に重要と覚えておきましょう。

例えば、JINSの「Air frame(エアフレーム)」のような樹脂系のフレームは角度の調整がほぼ不可能なので、遠近両用レンズにはあまり適さないかもしれません。

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まとめ

様々な角度から眼鏡市場とJINSの遠近両用メガネについて比較してきました。いかがでしたか?

調べていくと意外にも遠近両用に関しては両社に大きな価格の違いはなく、眼鏡市場の方がレンズ設計、追加オプションともにコスパが良いように私は感じました。

しかし、フレームのデザインにはベーシック、トレンドと違いがあるため、デザイン重視の方はJINS見え方にこだわりたいという方は眼鏡市場を選択されると良いのではないでしょうか?

初めての遠近両用メガネで悩まれている方にとって、参考になれば幸いです♪

あなたがお気に入りのメガネに出会えることを祈っております♪ 

JINS 

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