全国に約60店舗の直営店を構える「金子眼鏡(かねこがんきょう)」。今や眼鏡の産地として有名な福井県鯖江市を代表する眼鏡ブランドです。東京・青山や銀座の一等地に路面店を構え、日本の眼鏡業界の中で最も勢いのあるブランドです。
金子眼鏡が他のブランドと圧倒的に違う点は、製造から小売りまで一貫して行う「SPA型」の体制となっている点です。眼鏡の川下から川上までのすべてを管理することで、企業の舵取りは非常に難しくなりますが、品質や価格、アフターケアの面でも他の眼鏡ブランドに比べて圧倒的に優位となります。このような体制は世界的に見ても稀有な存在であり、近年金子眼鏡が急成長した重要な背景となっています。
私も大好きなブランドで、コレクションの中で最も多いのが金子眼鏡です。金子眼鏡の眼鏡はシンプルなデザインが多いため、不思議と飽きが来ないんですよね。いつの時代でも常にワードローブに入っている相棒的な存在です。
しかし、いざ直営店・「金子眼鏡店」に赴くとたくさんのモデルが展開されているため、お気に入りの一本を探すのは一苦労です。今回はそんな方のために金子眼鏡で人気のモデルをまとめてご紹介します。
KV-78L
出典元:金子眼鏡KV-78L | Flickr
金子眼鏡の人気ライン「金子眼鏡VINTAGE」からのモデル。素材には「チタン」を使用しておりストレスを感じない掛け心地と、完成度の高いデザインが特徴です。程よく丸みを帯びたデザインは顔にスッと馴染み、ONOFF問わず使える絶妙なサイズ感となっています。メタルフレームを探されている方は是非一番に試してほしいモデル。
T-461
出典元:金子眼鏡T-461 | Flickr
職人シリーズ「井戸多美男作(いどたみおさく)」から古の素材「サンプラチナ」を使用したモデル。特徴のある「一山(いちやま)」仕様のデザインと、極上のフィット感で常に品薄状態となっています。発売から10年近く経つ不朽の名作モデルであり、日本人の骨格に最もフィットする丸眼鏡だと個人的には思います。
KV-54W
出典元:金子眼鏡KV-54/54W | Flickr
特徴はフロントに施された「レザーメッキ」です。レザー調の光沢が抑えられたメッキは自然な印象を演出します。こちらのモデルは少し大きめサイズですので、女性の方にカジュアルに合わせてほしい一本です。他人と差がつく繊細なディティールとなっています。
KV-66
出典元:金子眼鏡KV-66 | Flickr
金子眼鏡VINTAGEより男性に一番人気のモデルです。注目度の高いコンビネーション仕様となっており、クラシックなデザインが特徴です。注目はブリッジとテンプルに施された彫金加工で、繊細なディティールがまるでヴィンテージ眼鏡。
KC-35
出典元:金子眼鏡KC-35 | Flickr
古の素材「セルロイド」を使用したハンドメイドフレーム。金子眼鏡の真骨頂とも言える「王道」のデザインとなっています。掛けているだけでお洒落に見えたり、キチンと見えたり、不思議な魅力の詰まったデザイン。常にワードローブに置いておきたいモデルです。
Premier-8
出典元:金子眼鏡Premier-8 | Flickr
国内外で評価の高い「泰八郎謹製」。最新モデルとなる「Premier-8」は、程よいボリューム感と、立体感のあるシルバー925をカシメ飾りに採用したまさにプレミアなモデルです。職人の手作業により丁寧に研磨されたセルロイドは、きれいな艶を放ち、肌に吸い付くような掛け心地となっています。
KV-84
出典元:金子眼鏡KV-84 | Flickr
クラシックの王道「サーモント型」のデザイン。落ち着いた印象を演出するサーモント型はビジネスシーンで活躍するため、特に男性人気が高いモデルです。王道のブラックもよいですが、あえてネイビーなどのカラーをチョイスして遊んでみるのもお勧めです。
KM-27L
出典元:金子眼鏡KM-27L | Flickr
最後に金子眼鏡「Metal(メタル)」シリーズから、女性に人気のコンビネーションモデルをご紹介。ごく細のテンプルラインや、上品な印象のディティールは大人の女性に人気となっています。繊細なデザインからは想像もできない程、耐久性にも優れておりデイリーに使う一本目の眼鏡としてもアリです。
以上が、今オススメしたい金子眼鏡の人気モデルです。気になるデザインはありましたか?今回は8点のモデルを紹介しましたが、他にもたくさんの素敵な眼鏡が金子眼鏡にはありますので、ぜひ直営店「金子眼鏡店」にも足を運んでみてください♪